2021/11/27 カッコイイ新譜チェック

深夜のバイナル探訪。どうもDJ FGRです。

先週は履歴書&職務経歴書を徹夜で書きながらダラダラとテクニークさんで視聴していたら、いつの間にか予約を入れすぎてしまい、カートにもいれまくって、こりゃあブログでも書くかということで久々に復活しましたが、今回も深夜にのんびりレコード選びました。

 

■DJ JUS ED - JUS-ME EP [Underground Quality]

https://www.technique.co.jp/item/246757,UQ073.html

だいたい買ってるJUS ED様。

朝でも夜でも昼でも上でも下でも右でも左でも、いつかけてもハマりそうな抜群の安定感のあるクッソオーソドックスなUSディープハウスのA1が良いのはさておき。

もっとひねったタイトル付けた方がよかったんじゃない?と思ってしまう超カントリー調ハウス「A2 Country Meets House」が、まー、今回はドツボ。

そして、さながらディープテクノ!地を這うようなベースラインのB2も最高です。

だいぶ傑作といって良いまであります、この一枚。

 

■PORCO ROSSO - PUBLIC HOLIDAYS [Pager]

https://www.technique.co.jp/item/246750,PAGER011.html

Markus SommerとPhil EvansによるPagerからの一枚。近年のエレクトリックなテックハウスの中では比較的ハウシー&地味めなDJ TOOLっぽい仕上がり。軽やかなテックハウスをお探しの方にはちょいど良い塩梅。シカゴハウス等のフレーバーがほどほどに漂っていて使いやすいと思います。

前作はPhil EvansのBlank Stateからリリース。Phil Evans周辺って感じですかね。前作も軽やかでいい感じ。

 

■NONNIMAL - HVERFISGATA [Thule]

https://www.technique.co.jp/item/238256,THL026.html

IcelandのThuleはホント良いレーベルですよねぇ…ダブテクノ・ダブハウスのレーベルとしては屈指のクオリティで、THOR、SANASOL、OZYなどがリリースしています。

2枚組アルバムの今作、全曲最高です。

王道のA1、B1、D1、D2あたりは言わずもがなだし、ベース・ディープテクノ寄りのA2、B2がほどほどに散りばめられているのも、アルバムとしてのバランス感覚の良さが伺えます。(とはいえ、この辺は日ごろダブテクノに慣れ親しんでいる人からすると他のトラックと大差ないレベルでの良さかもしれません)

自分的には寒い国感がダイレクトに感じられるC2のBlidaが一番好きですね。これからの季節に良いと思います。

 

■PLANT43 - INTERLINKED [Plant43]

https://www.technique.co.jp/item/236223,PLANT43005.html

Semanticaからのリリースで知られるPLANT43、スペイシーなエレクトロの、作風変わらずコンスタンスにリリースし続けてくれる包容力のあるお方。今作も値札(シングルで¥2,880)なんぞ見なくとも心身ともに委ねられる最高の一枚。こういうのは値段は見たら負けです。(といいつつ、ひよってカートから削除するかギリギリまで悩みました。でも、A1聞いたら勇気が湧いてきた。ケツイを ちからに かえるんだ…!)

 

■TAFKAMP / ALEX RANZINO - PALING TRAX 4 [Paling Trax]

https://www.technique.co.jp/item/239054,PALING004.html

懐かしい感じのハードテクノ集。特にA2が好き。00年前後のハードテクノってこんな感じだったよねぇ…DJ RUSHとかDave Clarkeとか…あの辺を彷彿とさせます。こういうの久々に聞いてかけたくなってきて…が…しかし…断腸の思いでカートから削除!我ながら大英断!くーーーー!!みんなに、あきらめるのを、あきらめさせなきゃいけない!

いまどきのDJ的に使いやすいのはA1のトランシーなテクノとか、だいぶ高速&派手に突っ切ってくるオランダらしいレイブ系ハードテクノのB2あたりの方かもしれません。

 

■TOPOLOGY - HALAH / KAZU [Vrnt]

https://www.technique.co.jp/item/243901,VRLTD001.html

ミニマル派必聴なのはA1とB1のオリジナル曲!

カッコイイノイズからトラックメイキングを始めたんじゃないかと思われるナチュラル、かつ、とてつもない音響。そしてひたすらに淡々としているリズム。粒の細かい色々な音がピュンピュン飛び交ってて、だいぶ脳天にくるA1。

先の読めない厳かなウワモノたちが楽しいB1も、ドストレートなルーマニア系ともちょっと違う怪しさ満点な鳴り方で、これも良い。

DraguteskuとRoger GerressenのRemixも当然良いし、超使いやすいから全く買って損はないけど、A1&B1のオリジナルが完全優勝です。

 

■MYK DERILL - SUBURBAN DEPTH [Knotweed]

https://www.technique.co.jp/item/246637,KW043.html

不変的にカッコイイ、Plastikman系のB1。この盤はとにかくこれ。なんでこれがA面じゃないんだ!

 

■BLAKE BAXTER - PURPLE PLANET EP [Suspected]

https://www.technique.co.jp/item/245337,SUSLTD019BLUE.html

デトロイト派は必須…なのか?自分的に大好きなアーティストの一人、BLAKE BAXTERのNEW。相変わらず良い声してますねぇ。渋いわ。音圧低そうな点がちょっと気になる(ネット試聴のボリュームが他のアーティストより少し小さいような…笑)

 

■ALPHONSE - THE DARK HORSE EP [Hypercolour]

https://www.technique.co.jp/item/238632,HYPE088.html

俺的ハズレ無しレーベルの筆頭、UKのHypercolourからブレイクビーツプログレッシブなシンセが美しい一枚。

美しい系の王道ブレイクビーツとも思しきA1、90年代テイストでメロディラインがジャパニーズハウスっぽさもあるエレクトリックなA2、トランシーでアシッドでテクノなB1、まるでRez?!みたいなシンセリフに畳みかけるようなベース&キック、そこにジャングルなリズムが重なっていく様子がカッコイイB2、全部良いです。素晴らしい…