6/10(sat)はKiNKのインタラクティブなLIVEで盛り上がるぞ~!

KiNK。本名はStrahil Velchev。00年代半ばより活動しているブルガリア出身のテクノアーティストです。

 

2006年から始まっているRAのTop Live Acts投票。KiNKは2015年、2016年共に1位を獲得している、、、ということがバイオグラフィには書かれていますが、ランクに登場し始めたのは2011年。以下に纏めましたが、ジワジワと票を集めている人気を拡大させていっている様子が伺えます。

さらっと過去のランキングを眺めていると2011年くらいまでは安定して票を獲得している人はいなさそう。
その後は常連アーティストが上位を固めています。例えばAme、Recondite、David August、Henrik Schwarzなど。しかし、直近ではVril、Fatima Yamahaといったアーティストも上位に登場したり等、ちょっと順位が入れ替わってきそうだな~という雰囲気の漂っている今日この頃です。

そんな中、ここ数年の常連枠として安定した人気を誇っているといえるKiNKは、Recondite、Ameの壁を打ち破り、新規ランクインアーティストの追随も許さず、ついには2015年からLIVEアーティストとしてTOPを走ってきています。そんなことからも、KiNKが生粋のLIVEアーティスト・パフォーマーとして高いクオリティのLIVEやり続けており、ファンから愛されていることが分かりますね。

 

<RA Top Live Acts>
2016年: https://www.residentadvisor.net/features/2858 (TOP40: 1位 →)
2015年: https://www.residentadvisor.net/features/2572 (TOP40: 1位 ↑)
2014年: https://www.residentadvisor.net/features/2329 (TOP20: 3位 →)
2013年: https://www.residentadvisor.net/features/1969 (TOP20: 3位 ↑)
2012年: https://www.residentadvisor.net/features/1701 (TOP20: 5位 ↑)
2011年: https://www.residentadvisor.net/features/1420 (TOP20: 19位 ↑)
2010年: https://www.residentadvisor.net/features/1267 (TOP10: 圏外 →)
2009年: https://www.residentadvisor.net/features/1118 (TOP10: 圏外 →)
2008年: https://www.residentadvisor.net/features/995 (TOP10: 圏外 →)
2007年: https://www.residentadvisor.net/features/864 (TOP5: 圏外 →)
2006年: https://www.residentadvisor.net/features/788 (TOP5: 圏外 →)

 

そんな彼のLIVEですが、動きのある面白いセットで、彼独特の「LIVE感」のあるセットで聴衆を魅了しています。

 

■ KiNK Boiler Room Moscow Live Set


BOILER ROOM MOSCOWの映像。1時間半のLIVEセットです。

ターンテーブル一台とラップトップ、そこに様々な機材を並べ、アナログの生サンプリングやスクラッチを混ぜたり、他人の有名曲をエディットして使ったり、生でキーボードを弾いたり、サンプラーでリズムをバシバシ叩いたり、、、色んなことやるなぁ。テクノ・ハウス系のライブってつまらないなぁと思っている人にこそ是非見せほしいLIVEです。28分過ぎくらいからのセンサー?を利用したエフェクト使いなんかは生で見たらブチ上がると思いますね~!

 

■ KiNK Live Performance | DJ TV


短めの動画も一つ。何かのスタジオでのLIVEとあって観客がおらず、KiNKの強張ったノリきれない顔が伺えます笑

 

他にもこんなLIVE中は場面も、、、

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なんか蛍光灯?もってますね。。。これ何に使うんだろう??今回持ってくるのかなぁ

 

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観客にサンプラー叩かせています。今回のContactもお客さんとの距離は近くなってくれれば、こういう場面が見られるかもしれませんね!

 

さて、では、KiNKのリリース作品を見ていきましょう。

彼は、Josh Wink主催の「Ovum」、00年代のミニマルハウスシーンを支えてきた「 liebe*detail」、「Upon.You」、Stephan Bodzin擁する「Systematic」、最近では「Running Back」や、オランダCLONEのサブレーベル「Royal Oak」など、同じレーベルからのリリースは数枚にとどまり、様々なレーベルを渡り歩くアーティストです。

アルバムは1枚、「Macro」というStefan Goldmannの主催するレーベルよりリリースしています。モジュラーっぽいハードシンセを駆使したメロディアスなエレクロニック・ドープなアルバムで、自分は緩いビートダウントラックを45回転でかけるのがお気に入りでした。

また、デトロイトフォロワーの一人Fabrice Lig、SystematicのMarc Romboy、MacroのElektro Guzziといったアーティストとの共作もリリースしているので、LIVE動画見た人は既にお分かりかと思いますが、フレンドリーかつ探求心に溢れる人なんだろうな~と勝手に思っています笑

 

KiNK - Beats


Royal Oakからリリースされた10inchの一曲。こ、、、これは、、、French Kiss?!と以前ブログ内でもチャートに挙げたことがあります。2016年リリース。

 

KiNK - Soda Caustic


2017年に入りSharivari Recordsより限定リリースされた一枚。その名も「Aphex KiNK EP」。LOOP溝が多数収録されています。トラック名の「Soda Caustic」も、シュワっとパンチ効いてますね~

 

KiNK - Neutrino


DGTL Recordsからリリースされている最新EP「Dynamo and Neutrino」からの一曲。こちらもLOOP溝が片面2本ずつ収録された2曲入りEPです。

そんなKiNKですが、2013年に​Xex Nihonbashi、2015年にCircus OsakaとAIRのJAPAN TOUR、2016年はTaicoclubに来日しています。人気者のわりに意外と来日してないんだなぁ・・・クラブでの公演は約二年ぶり、また、RA見る限り今回の日本公演はContactのみのようです。

つまり・・・必聴です!

 

ディスカウントも受け付けてますので是非遊びに来てね!

 

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2017/6/10 (sat) 22:00~

Mule musiq presents cats @ Contact』

https://www.facebook.com/events/1152578974870421/?fref=ts

https://jp.residentadvisor.net/event.aspx?961678

■Entrance Fee: 

¥3500 Admission

¥3000 W/F

¥2500 GH S Members

¥2000 Under 23

¥1000 Before 11PM

 

■Line Up

Studio:

KiNK (Bulgaria) -Live

Oskar Offermann (Germany)

Toshiya Kawasaki (mule musiq)

 

Contact:

Kabuto (Daze of Phaze | Lair)

DJ PI-GE (Vis Rev Set | Tresvibes Soundsystem)

Sisi (Rainbow Disco Club)

DJ FGR

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(DJ FGR)