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テクノ女帝ってどういうこと?!Ellen Allien来日!!

ベルリンテクノシーンの「女帝」「女番長」と呼ばれているらしいEllen Allien。本人はそんなことつゆ知らずのような気もしますが・・・しかし、それだけテクノシーンへ寄与の大きいベテランDJということです。

※ちなみに「テクノ 女帝」でGoogle検索すると、Miss DjaxとEllen Allienが出てきます。

そんなEllen Allienが3/31に表参道VENTに来日!その来日公演をKei Higurashi & DJ FGRという謎のコンビでサポートします。今回アジアでは3/31のVENTと4/1のSónar Hong Kongのみの公演のようなので、お好きな方はお見逃しなきよう!

さて、そんなEllen Allienですが、どんなDJなの?ということを知らない人もいるかもしれない、、、という想い(と自分の趣味も兼ね)から、色々と調べて以下に纏めました。

 

●○●○ 主催レーベル『Bpitch Control』●○●○

ビッチコントロール。通称ビチコンと呼ばれるEllen Allien主催の1999年にスタートしたBerlin発テクノレーベル。自身の作品をリリースしながら、様々アーティストを紹介し、世界レベルのアーティストを育ててきた著名レーベルの一つ。それこそSven VathのCocoonRichie HawtinのMinusやPlus8などと並び立つレーベルの一つかと思います。

例えばModeselektor。RadioheadのThom Yorkeとの共作など、今やテクノの枠を超えた活躍を見せていますが、元々はこのビチコンから2002年より奇抜なジャーマンエレクトロをリリースしていたアーティスト。

先日3/14のド平日にContact Tokyoへ来日し超満員の盛り上がりを見せたBen Klockも、3~4枚目のシングルを、このビチコンからリリースしています。2003年のことです。

2005年にリリースされたTomas Anderssonの「Washing Up」は、その年を代表するブリープ・テクノ・アンセムでした。これ、懐かしいなぁ。様々なRemixも生みだされ、現場では文字通り”みんな使って”いました。

 

これらビチコンの偉業については、以下2010年来日時のUNITのイベントページに詳細が書かれています。これ誰が書いたんだろう?ビチコンの魅力が短い文章の中に分かりやすくも詰め込まれています。(ホントはもっと色々書こうと思ったけど、この文章には敵わないので途中で諦めました)

http://www.unit-tokyo.com/schedule/2010/03/19/100319_bpitch_control/

 

私が思うビチコンの魅力は「幅広いテクノ解釈」と「新しくて面白い音楽を紹介しようというスタンス」かな、と思います。ストレートなテクノ、ジャーマンエレクトロ、ノイズ・エレクトロニカなどなど、暗いものから明るいものまで、ド直球から変化球まで 「テクノ」をキーワードにコンスタントに様々なリリースを続け、そのカタログ数はこの18年の間で320作品を超えています。凄い量だ!

 

余談ですが、『ele-king』、『Remix』のライターとして主に日本・ヨーロッパのテクノシーンを紹介してきた加藤直宏氏も、10年以上前ですが、一番好きなレーベルはBpitch Controlと言っていました(・・・のような記憶がうっすらあります)。ちなみに『Remix』を読んでいた時はこの加藤直宏氏の記事、Discレビューが一番好きでした。

 

●○●○ Ellen AllienのMIXCD ●○●○

そんなビチコンのオーナーEllen Allienですが、彼女はプロデューサーではなく生粋のDJ。その証拠に、これまでに多数のMIXCDをリリースし、その多彩な表現力を60~70分という短い時間にコンパイルし、過去、リスナーを驚かせ続けてきました。

 

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2007年にリリースされた「Fabric 34」では、Cobblestone Jazz~Roman Flugel~Φ(Mika Vainio)から、Thom Yorkeの「Harrowdown Hill」を繋いでみせました。このスゴさはRedbull Musicが選ぶFabricのベストMIXCD10選にも書かれています。

http://www.redbull.com/jp/ja/music/stories/1331811716828/fabric-mixes-the-10-best-from-ellen-allien-to-dj-ez

 

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2010年にリリースされた「Watergate 05」では、序盤のLucianoやPhilip Bader、はたまたRöyksoppApparat Remixといったメロウなトラックと、Lump、nsi.、AGF/Delayといったエレクトロニックなサウンドのテクノを華麗にMIXし、ハウスグルーブのMIXを披露しており、これも素晴らしい。。。こちらも英語ですがRAのディスクレビューが書かれています。

https://www.residentadvisor.net/reviews/7097

 

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古いですが、2002年にリリースされた「Weiss.Mix」では、Ed Banger等からリリースするFeadz、皆大好きクリックハウスの名手Akufen、当時Ben SimsのTheoryなどから「これぞザ・ミニマル」なトラックをリリースしていたArchetype、そこにIndustrial 8bit soundのOtto Von Schirachという流れでMIX。当時、いや今でも、この発想でMIXできるDJが果たして何人いるのでしょうか。正直ぶっ飛んでます。

 

●○●○ Ellen Allienのクリエイティブ ●○●○

もちろん大ベテランのEllen Allienは、DJ、レーベルオーナーだけでなく、プロデューサーとしても優れています。自身の歌声を収録してPOPな要素を加えていく手法で、キャッチーでブリーピーなテクノを中心に、コンスタントにリリースしています。

直近2016年にリリースされたトラック「Landing XX」はBerghein, Tresor系のドストレートなテクノ。

 

個人的に思い出に残っているのは「Magma」というトラック。「マーーーーグッマーーーーー」

 

Audionとの共作「Just a Woman」も衝撃的でした。アシッド~!

 

ちなみに彼女、EAF(Ellen Allien Fashion)というファッションブランドにてデザインもやっています。定期的に、コンセプチュアルなTシャツをリリースしていて、そのコンセプトとTシャツを公式サイトにて閲覧することが出来ます。オンラインショップもあります。

http://www.ellenallien.de/de/online-shop

中を覗いてみると、テロっとした生地、独特のカッティング、そしてプリントされたダーク・ポップ・サイケデリックを感じる模様…そんなハイブランド顔負けのTシャツが並んでいて、なんとなーくEllen Allienのもつ世界観を理解できるような気がします。

※なお、今回はTシャツの展示は無さそうです…がっくり

 

●○●○ Ellen AllienのDJプレイ ●○●○

Ellen Allien?よく日本来てるよね?

そう思ったあなた。たしかに仰るとおりです。WIREへ出場すること6回!それも含め2003年以降、延べ20回以上の来日公演を行っています。日本にて「Bpitch Control 10th Anniversary」パーティも開催しています。それだけ日本にもファンが多く、彼女自身もきっと日本が好きなんでしょう(憶測)。

過去インタビューでは「大きなクラブも小さなクラブも好きだし色んなクラブでプレイするのが好きなの。」と答えている彼女。そんなスタンスがいい感じなの。VENTでのプレイはもちろん初めて!好きでしょー、そういうの?

 

そんなEllen AllienのDJプレイは、彼女自身が過去のインタビューにおいて語ったように、

「私の音楽は、hypnotic elechtech(ヒプノティック・エレクテック)と言って、テクノ、エレクトロ、ヒップホップ、パンク、ソウル、ダンス、ポップの要素を取り入れた、とにかくアガル音ならなんでも取り入れた感じの音楽なの。」

という混沌とした内容を、そのまま体現しています。

http://www.clubberia.com/ja/interviews/18-Ellen-Allien/

 

こういうこと言う人って実際は大して色んな音楽かけなかったりすることもあるんだけど、Ellenの場合はそんなことなく、意味の分からない音楽をかけることがあります。その辺は前述のMIXCD紹介からも読み取れますよね。

 

そんな彼女の最新のMIXがこちら。

イタリアのヴェネチアにあるAltavozで披露したVinyl DJ Set。2016/10/31なので、今回の公演のちょうど5ヶ月前。

ぶっちゃけMIXがメッチャ雑です。ですが、その荒々しくて勢いがあり、ロングミックスやショートミックスを多用した感じが昔懐かしいテクノDJっぽいなぁと思います。最近のテクノDJは丁寧にMIXしすぎてる人が多いので、逆に目新しく聞こえるかもしれません。

選ばれているトラックもハードなテクノを軸にメロディアスなテックハウス、ゲットーテクノ、レイブ感溢れるトラックなどを随所にぶち込んでいて、ワクワク感の溢れるEllen AllienらしいMIXです。

当日、ここまでアゲてくるのか?期待が高まります。

 

●○●○ 2017/3/31 FRI Ellen Allien & CMT @ VENTのInfomation ●○●○

そんなEllen Allien。当日は3時間セットを披露です。たくさんの引き出しを見せてくれたら嬉しいなぁと思いますが、上記MIXを聞く限り3時間もあれば十分堪能できるような気がします。

そして自分はEllen Allienの手前で1時間ちょっと回します。外タレ手前って実は初めてかな?往年のテクノを髣髴とさせるグルーヴを作り、上手くバトンタッチできるよう、イメトレに余念はありません。良いDJしますよ~!!(ドキドキ

気付けばもう今週末開催かよ…準備万端で臨みますので良かったら遊びに来てくださいね。ディスカウント等のご希望あればお気軽にご連絡くださいな~

 

 - - - ELLEN ALLIEN & CMT @ VENT - - -

https://www.facebook.com/events/260859491020580/

DATE: 3/31 (FRI)  OPEN: 23:00
DOOR: ¥3,500 / FB discount: ¥3,000

Advanced Ticket:
https://jp.residentadvisor.net/event.aspx?940886

 

== ROOM1 ==
// DJ:
Ellen Allien (BPitch Control)
CMT
Kei Higurashi (Dexter/Ballad)
DJ FGR

// VJ:
Ryoji Yamada
Yasuhiro Hoshino

 

== ROOM2 ==

// DJ
DJ RS (Blink Music)
ITA (PRIMITIVE, SIDE B)
SAYA (POLKADOT)
DAIZEN
dew (-Drone屋敷-)


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