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2017/3/4(sat)に2015年RDCぶりに来日公演を行うJohn Talabotって...どんなDJするの?

DJ FGR PARTY INFO

後付けですが、こっちもBLOGに残すことにしました。DJ FGRです。Facebookに載せた内容の再掲。

 

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書いているうちに非常にながーーーくなりましたが(長すぎてアップするの恥ずかしい)、3/4のゲストの一人「John Talabot」によるLIVE MIXを紹介します。

こちら、Lente Kabinet Festivalはアムステルダムで毎年5月末ごろに開催されているDekmantel系列のフェスティバルの2016年の録音物です。

John Talabotにせよ、俺の大好きなJames Holdenにせよ、基本的には自分の世界観が際立っているDJなのでので、自身のレーベル・関連アーティストの楽曲を多く使っているのが特徴で、このMIXも「Hivern Discs」から「JMII」「LOR」「Lost Scripts」辺りが使われています。(DJ用音源にお金をかけていない説もある笑)

TalabotのMIXは、その時々によってはBPM100くらいから ”まったり” とスタートし、徐々にBPMを上げていくスタイルが基本なんですが、当MIXはフェス・ピークタイム仕様で、Talabotの中では比較的アゲ目のMIX。最初30分の引っ張り方、そこからの上げ方は、まるでテクノ~ハウス系DJのザ・お手本のようなMIXです。

特に最初の30分は、民族調の声ネタ満載のトラック、きれい目なアシッドベースでぐいぐい引っ張るトラック、キラキラシンセがきらめくトラック、そして45分頃にかかる「Dinky - Casa (Axel Boman Dub Mix)」の美しいディープハウス・・・どれも比較的特徴のあるトラックなんですが、それをとてもスムーズにつないでいて、注意深く聞いていないとMIXされている事に気付かず時間が過ぎていきます。そう、めっちゃ聞きやすいんですよ、TalabotのMIXって!

いやぁ、やっぱTalabotはDJ上手いです。トーンマナーは揃っていながら主張の異なるトラックを選び、それをスムーズに繋いでいくMIXテクニックに、いつの間にかズブズブと没入してしまい、あっという間に60分くらい経ってしまいます。

そして60分経過後にかかる「Double K# ft. Doungous - Le Tchadien Reprise (Main Reprise)」、これが最高!Innervisionz系のアッパーなテックハウスですが、これがかかるタイミング、ここまでの引っ張り方が最高です。誇張していうなら、埋没しがちなアッパーなトラックから、DJがアンセムを作り上げた瞬間だとも思います。

自分、正直ここで満足してしまい後半はよく覚えていないのですが、意識して音楽を聞こうと思ってなくても無の境地で踊れる、そんな出音とグルーヴ感はホントに最高なんです。

 

なんでこんなに思い入れが…?と思うかもしれませんが、Talabotにアツくなっている事にはそれなりに理由があるわけで。ここからは完全に駄文ですが、2015年RDCの話に触れておきましょう。

 

John Talabotの、その名前を知ったのは、アルバム「Fin」がリリースされる2012年前後くらいにJames Holdenが彼のトラックをMIXに使用していたから。

この頃は、ちょうど流行っていた”チルウェイブ”っぽいテクノ・ハウストラックを作る人という印象で、そこまで興味を持っていなかったものの、James Holdenオタクとしては「面白い人なんだろうなぁ」と頭の片隅に留めつつ、一応彼の主催レーベル「Hivern Discs」はチェックしているくらいでした。

しかし、そんな彼への評価が変わったのが、その後リリースされた老舗MIXCDシリーズ「DJ-Kicks」。

前半BPM遅めのハウスから、徐々にビルドアップしていく様がとっても面白くホント何度も聞き返したものです(特にRound - glassの前後が最高すぎて涙腺緩みっぱなし!)。これの影響で緩いテクノ・ハウスを買い漁ったくらいです。この「DJ-Kicks」もオススメですよ、結構前のMIXですが。

そんな彼のDJを始めてみたのは前回の来日、2015年のRainbow Disco Club。伊豆に移っての初回でした。

RDCでは2日目の夜、体育館側の〆の時間をプレイしたJohn Talabotでしたが、メインステージでは皆のお目当てTodd TerjeがちょうどLIVEを行っていて、彼の最初のお客さんはたったの "10名" にも満ちませんでした(うちDECK THE HOUSEクルーが3人)。
なんなら、その前にLIVEしていたBlack Devil Disco Clubが持ち時間も早々に切り上げちゃうくらい閑散としたもので…彼のLIVEも面白かったんだけど、Todd Terjeの人気は当時から凄まじいものだったんだなと今でも思います。

で、Talabotはそんな状態から2時間、まさに今回紹介したMIXのようなプレイで躍らせてくれました。自分も写真撮られてなくて良かったと思うくらいアホみたいに踊りました。きっと白目を剥いてました。

多彩な音色を操りながら、でも、リズムはしっかりとキープしながら、徐々に盛り上げていく展開が本当に最高で、楽しすぎて何がかかったか全く覚えてないんですが、最後の最後はお客さんが壇上に上がって踊りだし収集がつかないくらいに超盛り上がりました。

普通あそこまでは盛り上がらないよなぁ、と思います。

たったの2時間。閑散とした光景でも腐らず淡々とプレイし、少しずつ入ってきたお客さんの心をしっかり掴みながら絶妙に盛り上げていったからこそ、あの光景が生まれたんだと思います。あれは今でも思い出すくらい感動的で、John Talabotが自分の目指すDJの一人に入った瞬間でした。

 

そんなこともあって、John Talabotの再来日は本当に、本当に待ってたんです!感動を分かち合うという意味で色んな人に見てもらいたいDJの一人なんです!単なるテックハウスじゃねーかと思う人もたくさんいる気もしますが…笑

でもいいんです、俺が好きだから!

お時間ある方は是非チェックを~!

 

===== Party Info =====

https://www.facebook.com/events/1106395116153079/

mule musiqが導くオルタナティヴハウスの核心』

日本を代表するダンスミュージックレーベルmule musiqによるパーティーcatsがContactで初開催される。この記念すべき一夜を彩るゲストには、ハウスからインディーダンス、ニューディスコまでを網羅するサウンドでヨーロッパのシーンを牽引するJohn Talabotと、 そのTalabotが主宰するレーベルHivern Discsに快作を残しているイスラエルのテルアビブ拠点のユニットRed Axesが登場する。躍進作となった1stアルバム「ƒIN」から早5年となるJohn Talabotは、昨年唯一のリリースだったシングル「Voices」がGerd Janson監修の「Fabric 89」に収録され、そしてこの3月には、ここ数年は頻繁にツアーを共にしているAxel BomanとのプロジェクトTalabomanでのアルバムリリースを控えているなど、話題を欠かさない活躍ぶり。一方のDori SadovnikとNiv ArziによるRed Axesも、2015年と2016年の2年間で約15作のEPとシングルを発表し、ラテンやクンビアなどを取り入れた独自のオルタナティヴ・ディスコ/ハウスで欧米のシーンを席巻している。年間を通してフルにブッキングされている多忙な2組の共演は見逃し厳禁だ。

mule musiq defines the art of alternative house.

Prominent Japanese dance music label mule musiq launches its new party “cats” here at Contact. Stepping up to celebrate the memorable occasion are John Talabot and Red Axes.
Talabot is a leading figure in Europe thanks to his broad sonic palette that covers everything from house, indie dance to nu-disco, while Tel Aviv-based duo Red Axes have carved out their reputation with outstanding creations for the Talabot’s Hivern Discs imprint.
Over the course of five years after his breakthough debut album “ƒIN”, Talabot has shown no sign of slowing down. His release “Voices” in 2016 was featured in Fabric 89 by Gerd Janson and a new LP in the pipeline under the Talaboman moniker, a collaborative project with his recent touring partner Axel Boman.
Dori Sadovnik and Niv Arzi's prolific project Red Axes have created a stir with staggering 15 EPs full of their distinctive off-kilter takes on disco and house influenced by Latin and Cuban.
This launch party promises to be a rare assembly in which three of the world’s busiest DJs will gather to give an alternative definition of house music.

 

Studio:
John Talabot (Hivern Discs | Spain), Red Axes (Israel)

Contact: 

Timothy Really Lab. (Sisi | Tosi | NGtom | Kon), Hole and Holland (mamazu | YO.AN | edo kanpachi), DJ FGR, QSS (PM)


Open: 10PM
Door: ¥3500
W/F: ¥3000
GH S Members: ¥2500
Under 23: ¥2000
Before 11PM: ¥1000

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(DJ FGR)