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DJ FGR - DJチャート (2016/8-9)

DJ FGRです。

最近とにかくお金がないので、レコード買い渋ってます。そして日払いでやれるバイトを切望…笑

そんな状態ですが、11月前後に良いイベントのオファーをたくさん頂いていることもあり、9月末に追い込みで色々と買ったものを今回まとめました。一部8月発売のモノもありますが、ほとんど9月末に買ったモノばかりです。(でも、結構いいの見つかったので満足)

なお、ミニマルハウスチャートはまた別で纏める予定~! 

 

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01. Luv Jam - Nip To Space [Cocktail D'amore Music (GER)]

http://www.technique.co.jp/item/144107,CDA012.html

出ました!Discodromoによるベルリンのカルトなニューディスコレーベル『Cocktail D'amore』のニューシングル!

こちらは、英/ロンドン近郊のオックスフォードシャーを拠点に活動するAndrew Coleによるプロジェクト『Luv Jam』!彼は過去、We Play House、Phonica、Rawax/Housewax、Tsuba等のイギリスのレーベルを中心にリリースしているアーティストです。

Cocktail D'amoreは、つい数か月前にオーナーのDiscodromoがContact Tokyoに来日していましたね。また、9/30にはTHE OATH - feat.Power Station - @ OATHでも関連アーティストのKris Bahaがプレイします(DJが被っており遊びに行けないのが残念…!)。俺の大好きなレーベルの一つです。

ベルリン在住の某Yちゃんに話を聞くと、ベルリンディスコシーンはこのCocktail D'amoreやその周辺の辺境ディスコが結構流行っているらしく、かの国への想いを馳せながら聴くと良いと思います。(主にゲイパーティで流行っているような気がするので、ボンテージの熊を想像しつつ…)

さて肝心のトラックの内容ですが、超絶ドラッギーなアシッドベースが「ブワン」「ブワン」「ブワン」と唸りながらピュンピュンノイズが上の方で鳴っている危険なA面『Nip To Space』。

だいぶ低めのキックとシンプルなスネア構成のリズム帯に、やっぱり超絶ドラッギーなアシッドベースが「ビョンビョーン」 「ビョンビョーン」(反響しながら)地味になり続けるB1『Forest Of Nip』。

そして、フリーキーなシンセ、多幸感溢れるパッドが織り交ざりながら、 ブレイクビーツ色の強いビートが謎の展開を見せるB2『Flip To The Flop』。

全体的に「これぞフリーキーなハウスの決定版!!」ともいうべき内容で、ハイクオリティ。年間ベスト候補です。

 

02. Crue - Limited Edition 5 [Crue (Netherlands)]

http://www.technique.co.jp/item/140946,CRUE05.html

オランダ拠点?正体不明の10inchカラー(マーブル)Vinylレーベル『Crue』の5番がもう本当に素晴らしい!!

A面のジャズサンプルをMoodymann感満載で配置した音質の良いディープハウスに、B面のディスコサンプルを使用したビートダウン感あるスローだけどアッパーなハウス。いや~、とにかくA面の出来栄えが素晴らしい。 情報量が少ないので文章短いですが、メチャクチャおすすめです!

これも年間ベスト候補級の一枚。でもこれ、誰が作ってるんだろうなぁ…知ってる人はこっそり教えてお兄さん!

 

03. Pepe Bradock - Baby Craddock [Atavisme (FRA)]

http://www.technique.co.jp/item/143911,ATA003.html

テクノ系イベントにおいて朝方にかかりやすいトラックNo.1『Burning』の再発も好調なPépé BradockのニューEPは、自身のレーベル”Atavisme”より、欠番だった003番が、ファン待望のリリース。相変わらずオリジナリティ溢れるグルーヴで、ハズしません。

アフリカンなグルーヴのA1、王道なデトロイトビートダウンハウスのA2、まるでHerbertやAkufenのようなカットアップハウス(クリックハウス!!)のB1、まるで最近のFour TetのようなロウなベースミュージックのB2、 A3とB3にはアンビエント。実に色々な音が聴けます、相変わらず。それに、所感ではありますが、どれも今風な音を取り入れている感じがします。”新しい音”、”今の音”を聞きたい!紹介したい!という方にもピッタリかと思います。

個人的にはやっぱB1かな~まさかPepe Bradockがこんな作品を出すとは思いませんでしたが、良い湯加減で聞き心地の良くクドさを感じさせないオシャレなハウスしてます!

 

04. Red Rack’ EM - Nothing Without You EP [Nsyde (GER)]

http://www.technique.co.jp/item/143957,NSYDE013.html

Wolf MusicやTirk、Phonica、Autodiscothèqueといった数々のレーベル、また別名義の『Hot Coins』ではSonar Kollektivからのアルバムリリースや、本名名義ではFourtetのFabricからのDJMIXに楽曲が収録されるなど、2010年頃から実に多彩な活動を続けているアーティスト『Red Rack’ EM』によるニューEP。ベルリンのカルトなハウスレーベル”Nsyde”より。

A面のしっとりとした歌モノディープハウスも良いんですが、このEPはB面の「Love Beat」が超優勝!!Moodymannを彷彿とさせるリズムの抜き差し、ウネるベースライン、ループするジャジーなサンプリング。デトロイトハウスっぽいの2曲の中でも、”っぽさ”が満載の漆黒のトラックです。(B面の試聴はテクニークさんのサイトからお願いします)

 

05. Negative Hallucination - Negative Hallucination [Golf Channel (US)]

http://www.technique.co.jp/item/143324,CHANNEL072.html

Golf Channelの新作は、Jamal Mossと共に「Africans With Mainframes」というタッグをやっており、古くはシカゴ名門のTrax Recordsで有名な『Adonis』との共作を、Jamal Mossのレーベル”Mathematics”からリリースするなど、隠れた大御所といっても過言ではない『Noleian Reusse』と、PA業を中心に活動する『Thomas Cox』による新ユニット『Negative Hallucination』のファーストリリース!

テクニークさんの言い得て妙な「ロウでファンキーでアシッドでオールドスクールなハウス・トラック!」という「”~~で”の三段活用」が、まさに当てはまる、変態指数の高いHOUSE(HOUSE?)です。Mathematicsからリリースされている各種トラックに比べて使いやすいのもポイント高し。

 

06. Unknown - RTN-01 [Routine (Portugal)]

http://www.technique.co.jp/item/139774,RTN-01.html

これ、なんだか懐かしい気持ちになってきました…

ポルトガルのニューレーベル”Routine”より正体不明のアーティストのリリースですが、これが、古き良き、派手さの全くない昔のRobert Hood的な、デトロイトハードミニマルのB面の地味な曲を彷彿とさせます。昨今のイタリアンテクノ、Bergheinのテクノシーンとはまた異なる意味で、ハードなシバき系ミニマルテクノ。アタック感の強い勢いがあります!

 

07. Kornel Kovacs - The Bells [Studio Barnhus (Sweden)]

http://www.technique.co.jp/item/143616,BARN045LP.html

うぉぉぉぉーーーーー!!!

俺の超お気に入りレーベル”Studio Barnhus”をAxel Boman、Peter(Petter Nordkvist)と共に主催し、その3人組の中でも最もグルーヴィなトラックを作るであろう『Kornél Kovács』による待望のファーストアルバムがリリース。もちろんStudio Barnhusから!

もう、ホント待ってたんだから~!!!

さて、多彩なトラックが収められた本アルバムですが、Kornel Kovacsらしさの溢れる、先行シングルカットされたC2『The Bells』は、Bellの音色が本当に爽やかで、うーん、エモテックで泣ける!また、キュンとするメロディラインがハッと童心に帰らされるD1『Pop』も良い感じ。そして最後のD2『Urszusz』もアルバムの最後を飾るにふさわしいエンディングテーマ。

全体的にタイトルとトラックの中身の紐づき方が良くて、ちゃんと考えて作られてる!想像力が膨らむ!という内容だと思っています。まさしく「音楽を楽しむ」のにピッタリなアルバムです。

 

08. Nautiluss - Reflections [Spectral Sound (US)]

http://www.technique.co.jp/item/144050,SPC136.html

Turbo、Hemlockといった著名レーベル、また古くはNinja TuneのサブレーベルBig Dadaから『Thunderheist』というユニットの一人としても活動していた『Graham Bertie』のソロ名義、『Nautiluss』が、Spectral Soundより。

全体的にスペイシーで美しいアシッド&シンセ使いにより、こんなところにデトロイトの匂いがします…!が、特にA面の2曲が素晴らしい。

A1『Odyssey』のユルめのビートダウン系ハウス。ポップ&キュートなメロとデトロイティッシュなシンセ使いを大胆に交錯させ、Studio Barnhusっぽさ(Naphtaあたり)があります。A2『Kodama』はリズムの取り方こそアナログ感ありませんが、アシッドベースとシンセ使いが来日間近であるOctave Oneにも通じていて、めっちゃキラめいてます。

ここ最近のSpectralは良い感じですね。

 

09. Red Axes - Caminho De Dreyfus [Correspondant (FRA)]

http://www.technique.co.jp/item/144056,CORRESPONDANT50.html

ここ一年くらい私DJ FGRが推しに推しまくっているイスラエル・テルアビブのDori Sadovnik & Niv Arziによるユニット『Red Axes』が2枚同時にアナログをリリースしました。

今回ご紹介するのは日本人ではChidaさんが、また他にも来日したばかりのMarvin & Guyや、Zombie In Miami、Man Powerそしてフレンチエレクトロの寵児VITALIC等を擁するフランスのバレアリックハウスレーベル”Correspondant”より。(なお、もう片方のリリースはToshiya Kawasakiさん主催のMule Musiqのサブレーベル”Endless Flight”より。そちらも要チェック!)

推しまくってるんだけどあんまり売れてないんじゃないかと…でもこれも、今回のチャート一位”Cocktail D'amore”同様、カルトな辺境ニューディスコとしてベルリン周辺で流行っている音だと思うし、Endless Flightもピックアップしたわけだし、日本においても、いつRed Axesの波が来てもオカシクない…!!!と勝手に思ってるんだけど…どうなんでしょう。

さてさて、当EP、相変わらず風変わりなトラックが集まっています。風変わりってどんな感じ?という方はとりあえずA1『Avalon』聞いといてください!

これは・・・バレアリック?!いや、どちらかという80年代のサイケロック感が漂ってる気がして、(今ではその名を聞かなくなりましたが)チルウェイブのアプローチを感じます。リバーブかかりまくってますね。

その他トラックもrock'inなノリなんだけど、やっぱどことなくサイケ。ユルめのA2面、Rock'inなB面共に、かのAndrew Weatherallもかけそうな感じがて、そっち系好きな人には堪らないかと!

 

10. Super Fun Bumper Edition - Trends EP [Beats Of No Nation (UK)]

http://www.technique.co.jp/item/144030,BONN001.html

Future Classicレーベルから作品を発表する『Charles Murdoch』と、『Jad & The Ladyboy』という名義にてSonar KollektivやToy Tonicsからリリースしている『Jad Lee』による2人組プロジェクト『Super Fun Bumper Edition』によるファーストリリース。

”4ZZZ”( http://www.4zzzfm.org.au/ )という1975年から続く英・ブリスベンのROCK主体のラジオ・プログラム”Beats of No Nation (BONN)”から派生したレーベルのファーストEP。ROCK主体といっても近年はLobster Theremin, MUNK, Mall Grab, In Flagranti, Dreems, DEGO (2000Black)などもゲスト出演するなど、かなり攻めた内容のラジオのよう。

さて、トラックの内容ですが、超ドリーミー&バレアリックなハウス!キラキラシンセがこれでもか~!という程に飛び交うトランシーなトラック!この感じはKalipoとかKelpeとかHarald Bjorkとか、レーベルでいうとNous'klaer Audioとか、その辺が好きな人はハマるんじゃないかな~と思います。

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(DJ FGR)