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DJ FGR - DJチャート (2016/2)

はい、個人ブログからDECK THE HOUSEブログに移転しました。DJ FGRです。

引き続き独断と偏見に溢れた新譜紹介を書いていきますのでよろしくお願いします。

 

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01. Simon Weiss --- Tele‐Vision --- Voyage Direct (NED)

http://www.technique.co.jp/item/137415,RH-VD23.html

オランダ・アムステルダム出身で、RushhourからもリリースしているSimon Weissによる、Tom TragoのレーベルVoyage Directからの新譜。

James Holdenなら間違いなく使っていたであろうB1のGhost。そのためだけに存在するアナログ。もちろん他も良いんだけどね、B1のスゴさの前に霞んでしまう。

ベースのウネリ、ハットの抜き差し、適度に入るブレイクによりガラッと印象を変えて、戻して、また変えて、抜群の展開力です。上げる時も下げる時もキープする時も、聴かせたい時も躍らせたい時も、外でも中でも、朝でも夜でも、いつ何時でもハマるグルーブ。地味なトラックだけどすごくよく踊れます。

 

02. Throwing Snow --- Axioms --- Houndstooth (UK)

http://www.technique.co.jp/item/137791,HTH054.html

スゴイの来ました。18+やCall Superと並ぶHoundstoothの代表アーティスト(と勝手に思っている)Throwing Snowによる新作。ミニアルバムかな、これは?Border Communityの新譜といっても違和感のない、ニューゲイザー/シンセテクノです。

音!音!音!のシンセ嵐を基本に、Houndstoothらしい変拍子、エレクトロビートも交えつつ、と・に・か・く・超美メロなテクノを展開。Nathan FakeとかApparatが好きな人は絶対聞きましょう。これ聞かなきゃもはやモグりの域といっても過言ではありません!

これ、今月ダントツですね。(でもDJチャート的には使いづらいので1位ではない)

 

03. Paul Twin --- White Island EP --- Nous'Klaer Audio (NED)

http://www.technique.co.jp/item/137577,NOUS003.html

Mattheisを抱えるオレ的話題レーベル、オランダの「Nous'Klaer Audio」の新譜。相変わらずBorder Community直系のシンセワークとベースラインが光るトラック群でHoldenオタ狂喜乱舞。

Paul Twinは、オランダ・アムステルダムの心理学者としてアムステルダム大学などで働く本業学者のアーティストの模様。彼のサイトには論文がメッチャ載ってます。

そんな彼によるファーストEPは、Luke Abbottを彷彿とさせる静かなキラキラテクノで、目を閉じて聴けば、容易に、作り手の想う ”White Island” の情景が浮かびます。アートワークもまさしくWhite Islandで、見て楽しい、聴いて楽しい素晴らしいトラックです。

B2の14-Year Delayもとても素晴らしい。14年前といえば自分は18歳ですが、俺ももっとキャピキャピした人生歩みたかったなぁと若い子たちを眺めながら思っている(かのような)若干ノイジーなほろ苦いギター、若かりし頃に経験できなかったあま~い青春を彷彿とさせるマイナーコードのメロディが号泣もの。14年ほど遅れてやってきた青春テクノです。

全部妄想ですが、そんな想像力を掻き立てる、ナイスEPです。

 

04. Panorama Channel --- Chloe’s Dream --- Biologic (FRA)

http://www.technique.co.jp/item/137979,BIO021.html

う・・・うつくしい・・・今月絶好調のBorder Community直系、シンセごり押しテクノ。今月はとにかく美メロテクノが量産されていますが、これもなかなか素晴らしい。2005年からコンスタントに活動を続ける美メロテクノを量産する名手Abstraxion主催の仏レーベルBiologicから、ロシアの友人二人組AndreyとAndrey(兄弟じゃないの?)によるユニットPanorama ChannelのデビューEP。KompaktのElijah SimmonsをRemixerに迎えた一枚です。

音の波に乗って朝日が昇ってくるネオゲイザー要素たっぷりのテクノ群。ElijahのRemixはKompaktらしい煌めきも加えて、、、いずれもフェスの朝4時に聞きたい名曲たちが揃ってまっせ。

 

05. Hiroshi Watanabe --- Multiverse EP --- Transmat (US)

http://www.technique.co.jp/item/136407,MS96.html

書いてたら超長文になってしまったので別記事にします!暫しお待ちを…

とにかく言いたいのはこのEPそして後に出るアルバムは日本テクノ史における重要な事実!!まだ聞いてない方はすぐにテクニークのサイトへGO!そして聞いてください!!(俺はA2が好きです)

 

06. Orlando Voorn --- In My World --- Rush Hour (NED)

http://www.technique.co.jp/item/137412,RHM017LP.html

デトロイトテクノの超ベテラン、Orlando VoornがRush Hourよりアルバムをリリース。先月のKyle Hall、Delano Smithに続き年明けからデトロイト勢のリリースが好調ですね。

しっかし、これホント、Orlando Voornってこんなカッコよかったっけ??という出来栄えな気がします。今までBPM早いな~と、割とスルーしがちだったのでちょっと舐めてました。これは過去作も買い漁るしかない。

 

07. Kalipo --- Wanderer --- Audiolith (GER)

http://www.technique.co.jp/item/137513,AL238LP.html

The FieldsやGui Boratto辺りのKompakt系シンセテクノが好きな人は嬉ション間違いなし!カットアップされたキラキラ煌めくシンセが重なって、重なって、鳴り響く「美音」テクノの傑作です。独ハンブルグのエレクトロハウスレーベルAudiolithから、同じくドイツのKalipoによる2枚目のアルバム。この人アルバムLPしか出さないんだよな~勿体ないな~・・・

Audiolithの他のトラックは大体がもはやPopsなんですが、このKalipoだけは異彩を放っています。今回のアルバムは本当に尿漏れするレベルで素晴らしい。月並みながら、野外フェスで、日の出とともに聴きたいですね。

 

08. Moodymann --- DJ-Kicks --- !K7 (GER)

http://www.technique.co.jp/item/136776,K7327LP.html

Moodymannによる初のMIXCDのサンプラー3枚組Vinylです。巷で話題の一枚ですし(といってもまだこのLPの話、誰ともしてないけど)、プレミア間違いなし…と、だから買ったんじゃないんだからね!!

YouTubeで既にマメな方がプレイリストとして纏めてくれているので、試聴はそちらで。。。で、出来ればMIXCD買った方が良いでしょう!(まだ聞いてないけど

細かい文脈は正直分からないですが色々なところからMoodymannぽいトラックを集めてるな~という印象。え、そこ?!みたいな選曲もありつつ、いわゆるデトロイトハウスって、これだよな~と勉強になります。

 

09. Norwell --- Man Of God --- Shabu (CAN)

http://www.technique.co.jp/item/137262,SHA011.html

MattheisやAvusなどのデジタルリリースのあるカナダ・モントリオールのシンセテクノレーベルShabu Recordings(シャブ?!)のアナログ作品。これまたJames Holden直系の音してます。2月はホントHoldenっぽいテクノが豊作で、嬉しい限り…デジタル+カセットでリリースを続けてきたブタペストのNorwellによる初?のEPです。

A2の俺的超絶オススメ変態ハウスアーティストのWillie BurnsのRemixが、珍しく素直な、Fairmontみたいなシンセポップ感の溢れる4つ打ちトラックで使いやすい。あとB1が一番James Holdenがプレイしそう、これもざっくり言うとLuke Abottoぽくて、すごくいい。どのトラックも音色を被せつつ進んでいくコードがとても上手。

 

10. Legowelt --- Institute Of The Overmind --- Unknown To The Unknown (UK)

http://www.technique.co.jp/item/137534,UTTUFACT.html

もはや説明不要、ハードシンセオタクの雄Legoweltによる新作は、ななななんと、ロンドンのPhotonzによるRemixを収録。Photonzといえば、リスボンのCargaaシーン最重要レーベルPrincipeや変態イタロの老舗Creme Organizationからもリリースしている、ベース系とも、民族系とも、ハウス系とも括ることが難しい、あっち行ったりこっち行ったりする謎のクリエイションが際立つ特殊アーティスト。いわゆる意味の分からない変態ハウスの人。気になる人は過去作聞いてみてください。だいたい変だから…笑

オリジナルもかっこいいんだけど、Photonz Remixの方が、というか、PhotonzがRermix提供してること自体が面白いので、驚きと共にこっそりチャートイン。まあ、Unknown To Unknownのレーベル繋がりはあるんだけどさ…